デスゲーム
~決意~
「あれ!?この前の少年じゃないの?」
「…誰?」
俺と同じ歳くらいの高校生3人。男子が一人、女子が二人か。男子の方は俺に見覚えがあるようだが、俺は全く出てこない。
「俺だよ、冷たいな。ほら、公園で桜井と一緒にいたじゃん」
「公園……沙弥…あっ、お前あの時の」
思い出した。白玉救出の後に公園に行ったら、沙弥に絡んでた奴だ。
「思い出した?俺の名前は九条 達也。以後よろしく」
軽い奴だな。俺の上をいく軽さだ。
「ケケッ☆呑気に見とれてる場合じゃないゼェ?九条はこの館で何をしたと思う?」
酷い事をするような奴には見えない。少しの間悩んでいるとレインが口を開いた。
「いいか?九条のシタ事、それはな………沙弥を負かしたんだヨ♪」
という事はつまり…。
「レインの言う通りだ。桜井は俺が殺した」
手が震える。負の感情が込み上げてくる。こいつか、こいつが沙弥を。
「怒っちゃった?ごめんね。悪かったって」
「清水君…」
「分かってる柊。もう感情に任せて行動するのはやめだ」
「…誰?」
俺と同じ歳くらいの高校生3人。男子が一人、女子が二人か。男子の方は俺に見覚えがあるようだが、俺は全く出てこない。
「俺だよ、冷たいな。ほら、公園で桜井と一緒にいたじゃん」
「公園……沙弥…あっ、お前あの時の」
思い出した。白玉救出の後に公園に行ったら、沙弥に絡んでた奴だ。
「思い出した?俺の名前は九条 達也。以後よろしく」
軽い奴だな。俺の上をいく軽さだ。
「ケケッ☆呑気に見とれてる場合じゃないゼェ?九条はこの館で何をしたと思う?」
酷い事をするような奴には見えない。少しの間悩んでいるとレインが口を開いた。
「いいか?九条のシタ事、それはな………沙弥を負かしたんだヨ♪」
という事はつまり…。
「レインの言う通りだ。桜井は俺が殺した」
手が震える。負の感情が込み上げてくる。こいつか、こいつが沙弥を。
「怒っちゃった?ごめんね。悪かったって」
「清水君…」
「分かってる柊。もう感情に任せて行動するのはやめだ」