デスゲーム
一人撃沈。仕掛けはこうだ。
① 電柱と向かいのポストに透明のワイヤーを張る。
② ぬいぐるみと遥か後方のラジコンを透明の糸で結ぶ。ラジコンを動かせば、ぬいぐるみも動く。
「少しは足元見ろって……グラサンが邪魔で見えなかった?まあいい、借りるぜ」
男からグラサンとスーツを失敬する。男をポストの影に移動してっと。
「さて、行くかな」
それぞれ装着して門へ堂々と向かう。鞄は電柱に隠した。
「おい、光の正体は何だった?」
「ただのガキのいたずらだった。…それよりいいのが手に入ったんだよ。ピンク系のDVD。超凄いやつ」
「おい、仕事中だぞ」
「いいから、ここじゃあれだな…向こうで話そうぜ」
門番の首を脇に挟んで薄暗い所へと入ってゆく。こいつ嫌々ながらもその気だ。
ゴーーンッ!!
近くのカーブミラーに思いっきりぶつける。除夜の鐘。二人目は一発撃沈か。
「……男って一体…。ハァ、頭の上の星でも数えてろ。さて、行くか」
① 電柱と向かいのポストに透明のワイヤーを張る。
② ぬいぐるみと遥か後方のラジコンを透明の糸で結ぶ。ラジコンを動かせば、ぬいぐるみも動く。
「少しは足元見ろって……グラサンが邪魔で見えなかった?まあいい、借りるぜ」
男からグラサンとスーツを失敬する。男をポストの影に移動してっと。
「さて、行くかな」
それぞれ装着して門へ堂々と向かう。鞄は電柱に隠した。
「おい、光の正体は何だった?」
「ただのガキのいたずらだった。…それよりいいのが手に入ったんだよ。ピンク系のDVD。超凄いやつ」
「おい、仕事中だぞ」
「いいから、ここじゃあれだな…向こうで話そうぜ」
門番の首を脇に挟んで薄暗い所へと入ってゆく。こいつ嫌々ながらもその気だ。
ゴーーンッ!!
近くのカーブミラーに思いっきりぶつける。除夜の鐘。二人目は一発撃沈か。
「……男って一体…。ハァ、頭の上の星でも数えてろ。さて、行くか」