デスゲーム
「ねえ待てよ。次の対戦相手の仲じゃんか。無視なんて失礼な」
とうとう追いついて肩を掴んできた。絡みたくないけど仕方ないか。
「空気も読まずにこっちの了承もなしに、一方的に話しかけてくるのは失礼って言わないんだな。いい勉強になったわ」
そう言うと、九条はググッと肩を引っ込めた。だがそれに追い討ちでゲンコツが飛んできた。
「九条!?いき…いきなり手引っ張って走らないでよ!……ハァ…ハァ…息上がったじゃないの」
「いてて。美鈴いいじゃん、ちょうど下腹が燃焼できて。俺は柊ちゃんみたいになって欲グホォ…」
今度は溝打ちか。でも言う程スタイル悪くないと思うが…。
「ごめんね、迷惑かけて。お詫びに何か奢ろうか?」
「いえ、ご心配なく。気にしてませんし…ね、隼人君」
「まあな。どうやらマナーが悪いのは一人だけみたいだし」
九条と橘を交互に見る。こいつらよく気安く来れたな。次に負ける相手かもしれないのに。
とうとう追いついて肩を掴んできた。絡みたくないけど仕方ないか。
「空気も読まずにこっちの了承もなしに、一方的に話しかけてくるのは失礼って言わないんだな。いい勉強になったわ」
そう言うと、九条はググッと肩を引っ込めた。だがそれに追い討ちでゲンコツが飛んできた。
「九条!?いき…いきなり手引っ張って走らないでよ!……ハァ…ハァ…息上がったじゃないの」
「いてて。美鈴いいじゃん、ちょうど下腹が燃焼できて。俺は柊ちゃんみたいになって欲グホォ…」
今度は溝打ちか。でも言う程スタイル悪くないと思うが…。
「ごめんね、迷惑かけて。お詫びに何か奢ろうか?」
「いえ、ご心配なく。気にしてませんし…ね、隼人君」
「まあな。どうやらマナーが悪いのは一人だけみたいだし」
九条と橘を交互に見る。こいつらよく気安く来れたな。次に負ける相手かもしれないのに。