デスゲーム
~繋がる絆~
翌朝、ベッドから起きてリビングへ向かうと台所からいい匂いがしてきた。
「おはよう雫。…うわ、奇跡と偶然が重なりあってる。これ雫が作ったのか?」
テーブルの上には、朝飯としては豪華なメニューが並べられていた。
「そうですよ。…と言いたいですが、昨日の晩、隼人君が目覚める前に黒崎さんが作ったのを温めただけです」
だよな。あの雫が料理を作れるはずがない。よく見るとラップの残骸が。
「後は俺するから休んでいいよ」
「ダメです。本来なら私が作ったことにして、隼人君を落とすために作られたらしいですから。台所は任せてください」
台所へ行こうとしても追い出されるので、仕方なく白玉と遊ぶ事にした。
「飯食ったら話したい事があるんだ。少しいいか?」
「はい。私も話したい事……あります」
エプロンの裾を摘んで俯く雫。なんだ?深刻な要件なのかな?
………
朝食を食べ終わり、休憩も済ませた。時刻は10時30分。そろそろ本題に入るか。
「おはよう雫。…うわ、奇跡と偶然が重なりあってる。これ雫が作ったのか?」
テーブルの上には、朝飯としては豪華なメニューが並べられていた。
「そうですよ。…と言いたいですが、昨日の晩、隼人君が目覚める前に黒崎さんが作ったのを温めただけです」
だよな。あの雫が料理を作れるはずがない。よく見るとラップの残骸が。
「後は俺するから休んでいいよ」
「ダメです。本来なら私が作ったことにして、隼人君を落とすために作られたらしいですから。台所は任せてください」
台所へ行こうとしても追い出されるので、仕方なく白玉と遊ぶ事にした。
「飯食ったら話したい事があるんだ。少しいいか?」
「はい。私も話したい事……あります」
エプロンの裾を摘んで俯く雫。なんだ?深刻な要件なのかな?
………
朝食を食べ終わり、休憩も済ませた。時刻は10時30分。そろそろ本題に入るか。