デスゲーム
―ココロ―
ここ…白樺高校か。学校の教室だとはすぐに分かった。気づけば椅子に座っていて、黒板には入学式と書いてある。新入…生?
「ッ!なんだ!?身体が動かない」
「聞こえる?フフッ、それは私の身体と記憶。今から私の過去だけを見てもらうわ」
オーナーの過去?どうりで身体を動かせないはずだ。今からこの少女の視野で見ることしかできないのか。
手帳を見てる。小春(こはる) 栞(しおり)…。これがオーナーの名前。
「ねぇねぇ話そうよ。お名前なんて言うの?」
座ってたら前の席の女子が話しかけてきた。可愛い子だな。見とれてしまう程の。
「小春…栞」
「栞ちゃん?うん、私は如月(きさらぎ) 優菜(ゆうな)。よろしくね」
え?今優菜って。じゃあこの人が…優菜さん?
オーナー……小春が『デスゲーム』で殺した相手。待てよ、それじゃあ優菜さんがいるって事は…
「入学式終わったし、一緒に帰ろ♪黒崎も一緒にね。ヤダはなしだよ?」
視界が隣に移る。そこには高校一年の黒崎がいた。相変わらずの退屈そうな表情で。
「ッ!なんだ!?身体が動かない」
「聞こえる?フフッ、それは私の身体と記憶。今から私の過去だけを見てもらうわ」
オーナーの過去?どうりで身体を動かせないはずだ。今からこの少女の視野で見ることしかできないのか。
手帳を見てる。小春(こはる) 栞(しおり)…。これがオーナーの名前。
「ねぇねぇ話そうよ。お名前なんて言うの?」
座ってたら前の席の女子が話しかけてきた。可愛い子だな。見とれてしまう程の。
「小春…栞」
「栞ちゃん?うん、私は如月(きさらぎ) 優菜(ゆうな)。よろしくね」
え?今優菜って。じゃあこの人が…優菜さん?
オーナー……小春が『デスゲーム』で殺した相手。待てよ、それじゃあ優菜さんがいるって事は…
「入学式終わったし、一緒に帰ろ♪黒崎も一緒にね。ヤダはなしだよ?」
視界が隣に移る。そこには高校一年の黒崎がいた。相変わらずの退屈そうな表情で。