デスゲーム
シンとする保健室でも一人ではなかった。
契約はしてないけど、あの日からレインはずっと私の側にいてくれてる。
私の声をちゃんと聞いてくれる。
「失礼します。……あ、いたいた。栞大丈夫?先生は?」
優菜…。来てくれたんだ。息が上がってる。きっと教室から走って来たんだ。
「職員会議だって。もう平気だからみんなと一緒に帰…いたっ」
「無理しないの。花梨ちゃんから聞いた、派手に転んだって。みんなは先に帰ってもらってるから、痛みが引くまでここにいよ」
手には私の鞄と着替えを持ってきてくれてた。今帰るのは諦めよう。
カーテンをしめ、体操着から制服には着替えれた。
その後ベッドに座り、優菜と向き合う。
「もう10月だね。中間テストどうしよう…。黒崎に教えてもらおうかな」
「うん、拓海君なら頭いいから問題ないと思うよ」
拓海君と呼びはじめて約5ヶ月。拓海君と花梨ちゃん以外のみんなにはまだバレてなかった。
私が拓海君を好きだということは。
契約はしてないけど、あの日からレインはずっと私の側にいてくれてる。
私の声をちゃんと聞いてくれる。
「失礼します。……あ、いたいた。栞大丈夫?先生は?」
優菜…。来てくれたんだ。息が上がってる。きっと教室から走って来たんだ。
「職員会議だって。もう平気だからみんなと一緒に帰…いたっ」
「無理しないの。花梨ちゃんから聞いた、派手に転んだって。みんなは先に帰ってもらってるから、痛みが引くまでここにいよ」
手には私の鞄と着替えを持ってきてくれてた。今帰るのは諦めよう。
カーテンをしめ、体操着から制服には着替えれた。
その後ベッドに座り、優菜と向き合う。
「もう10月だね。中間テストどうしよう…。黒崎に教えてもらおうかな」
「うん、拓海君なら頭いいから問題ないと思うよ」
拓海君と呼びはじめて約5ヶ月。拓海君と花梨ちゃん以外のみんなにはまだバレてなかった。
私が拓海君を好きだということは。