赤い糸はイチゴ味。
その瞬間、顎を軽く掴まれ強制的に冬馬恭くんと目を合わせられた。




あたしは状況を飲み込めず唖然としている。





「人と話すときは目を見なきゃ…ダメだよ?






   唯ちゃん」







この日、この瞬間から



あたしの人生は貴方色になった。





もう貴方しか目に映らない…




映したくない…────





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