赤い糸はイチゴ味。
休み時間は喋る人もいなく1人でボケーと窓の外を見つめていた。




窓ガラスには本来あたししか映らないはずなのになぜか背後に赤茶色の子が…。




振り替えるとつけまつ毛をしているバッサバサの目と目が合ってしまった。





「あんたが梶浦唯?」



「そーですけど……」





冷たい口調に不安になりながらも答える。




島月さんの表情が一気に明るくなった。





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