赤い糸はイチゴ味。
「あれー?まさか転校生?」




声のした方を見るとキャラメル色の髪をふわふわさせている女の子が立っていた。




目が…目が青いよこの子!!



外国人さん!?でも日本語喋ってるし…





頭がパニック状態になり返答することができなかった。





「………どうしたの?気分悪い?」



「えッ……あッあの……」



言葉が…言葉がちゃんと言えない!!



頑張って否定しようとした努力も虚しく





「そっか…具合悪いか…」




1人でウンウンと頷いて女の子はあたしの腕を引っ張って歩きだした。




勝手に解釈されちゃったよ…!!





てか職員室に行かないといけないんですが!!





連れてこられたのはやっぱり保健室。




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