赤い糸はイチゴ味。
警戒しながら布団を握り締める。




「だ…誰…で…すか…」




「ん?俺?」




あなた以外に誰がいるんですかと言わんばかりに頷く。




「俺は……冬馬恭。君は?」




「梶浦唯…」





何だろう。この気持ち。




胸が締め付けられるような感覚…。




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