私と愛しいカサブランカ
17年前
まだ番長がこの学園に入学して間もないころの話

【番長】「総帥、お呼びでしょうか?」

【総帥】「おまえはこの学園に入学してから生徒の自治を勝ち取るといい戦っているというがこの学園の行く末にそんなに不満か」

【番長】「お言葉ですが総帥、男はそこに倒すべき敵がいるからこそ戦うのです。理由などそれで十分でしょう」

【総帥】「若い、若いのう。だがわしも昔はそのような気概を持ってこの学園を治めた。今、まさに新しい世代へと受け継がれねばならんのかもしれん。」

その日、番長は学園のすべてを手に入れることになる。

【男】「お見事でございます。お見事でございます」
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