私と愛しいカサブランカ

【番長】「へへへ・・・あいつが導かれし少女か」
生徒会室からスミエを見下ろしながら男は呟いた。
【生徒】「報告によりますと昨夜キングクリムゾンタウンのボスと接触。ボスはビルから転落して死亡とのことです。」

それをきいた番長は不適な笑みを浮かべる。

【番長】「おもしろい！やつを倒す前哨戦にしては丁度いい！野郎ども、戦の準備だ！」

その掛け声に呼応して闇の中に無数の目が怪しく浮かび上がりガラスを引っかいたような不快な笑い声が木霊した。

【男】「お見事でございます。お見事でございます」

ここに戦いの歴史が幕を開ける。