LOVE★CAKE
「か・・ずき?」
力が強くて、手首が痛い。
でも、その痛みが気にならないくらい・・
「何なんだよ・・っ!」
一樹が怖かった。
「一樹・・・んんっ!」
強引なキス。
こんな乱暴なキスは、初めて。
唇を塞がれながら、手を頭の上で固定される。
男の人の力にはかなわなくて、私は戸惑うばかりだった。
「一樹っ・・やぁぁ!」
ブラウスのボタンが外れるくらい、一気に服を脱がされ、私の体にキスをする。
「・・っ・・・や」
私の大好きな温もり。
私の大好きな人。
本当だったら、嬉しいよ。
でも、でも・・。
「やだ・・・やめて!!」