LOVE★CAKE
「愛香が俺を愛してるから」
「なっ・・」
なんてこと言うのよ・・
「んっ・・」
突然のキス。
「あんま声出すな」
「んっ・・ぁ」
深いキスに、足がガクガクする。
ゆっくり唇が離れ、耳元で囁かれる。
「勘違いすんなよ?俺の方が愛してるから」
甘い、甘すぎる。
ケーキでも、さすがに勝てないよ。
私は思わず、一樹にキスをした。
しばらくキスに浸ったあと、一樹がいきなり離れた。
「帰るぞ」
「どこに?」
「家に決まってるだろ。愛香、今日泊まりな」
そうして、私は半強制的に一樹の家に連れていかれた。