LOVE★CAKE
「あんな一樹ママ初めて見た」
いつも優しくて、怒ってるところなんて見たことなかった。
「一樹と会うの楽しみにしてたからね・・家族思いの人だから」
しばらくして、一樹と一樹ママがやってきた。
一樹の頬が若干赤くなってる。
「愛香、気にしないでね。一樹が悪いんだから」
一樹ママはいつも通りに戻っていた。
「2人とも、座りなさい」
ゆっくりソファーに座る。
隣に一樹が、反対側に一樹パパママが座った。
「早速だが・・一樹はこれからどうしたいんだ?」
一樹パパが本題に入り、私は一樹の様子を見ていた。