LOVE★CAKE
ぎゅっと力が入る。
痛くて、ちょっと苦しいほど。
「ずっと傍にいるから」
「え…?」
「1人にはしない。例え…何があったとしても」
ゆっくり離された。
「立花さ」
「なあんてね」
「へ?」
なんて言ったらいいのか分からず、もごもごしていると、立花さんがクスッと笑った。
「もう!冗談だったんですか!」
「怒らないでよ」
「う~」
ちょっとでもときめいた私はバカだった…なんか落ち込む。
「愛香ちゃん」
そっと私の肩に触れた。