LOVE★CAKE
「え?」
今・・誰が話したの?
「もっとバカだと思ってた」
でも、間違いなく。
声を発しているのは秘書さん。
「なっ・・!」
「教室がめちゃくちゃになると思ったのにな」
「・・!!貴方の仕業なの?!」
思わず立ち上がってしまった。
「そうよ」
涼しい顔して言うのが・・許せなかった。
「何でこんなこと」
「忠告よ」
ゆっくり私に背を向け、社長室にある高級な椅子に座った。
いつも一樹が座っている席。