LOVE★CAKE
信じる心
何を信じたらいいんだろう?
私の気持ち?
それとも・・・。
「愛香?」
ソファーに座ってる私に、愛しい待ち人の声がした。
「一樹・・」
「どうした?何かあったか?」
「・・・・・ん」
コクコク頷くと、一樹が私の隣に座った。
「言え」
俺様な口調に、何故か心が温かくなる。
「今日の教室ね・・トラブルがあって・・・」
今日をあったことを、ゆっくり伝えた。
でも、秘書さんがやったことは言わなかった。