タイムリミット(短)








外に30分いた俺の手が冷えていた
せいか未姫奈の顔がすごく熱い。



「あっついですね。未姫奈さん」


「冷たいですね。那智さん」



気持ちよさそうに俺の手を触ると
未姫奈が可愛すぎる…。


あぁ、抱きしめたい。



「那智、喉渇いた」



さっきまでは動いてたくせに
こうゆうときだけは人を使うんだから。



「何飲みたいんですか、」


「じゃあリビングの冷蔵庫に入ってる林檎ジュースを!」


「はいはい。麦茶ね」



後ろから未姫奈の文句が聞こえてくる
けど俺は無視してリビングに向かう。



…………と、



冷蔵庫に張ってある写真に目がいく。




………誰?この男は。


同じ制服をきた男女の写真。


1人は未姫奈で……



もう1人は…?


< 47 / 47 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:6

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

長い間(短)
九呂/著

総文字数/18,007

恋愛(その他)43ページ

表紙を見る
そばにいれたなら
九呂/著

総文字数/41,784

恋愛(その他)103ページ

表紙を見る
さよなら(短)
九呂/著

総文字数/8,683

恋愛(その他)22ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop