<短編>好きだから忘れたい
すき
あれはいつだったかな。
いつの間にか貴方を好きになっている自分がいた。
ダメ…叶わない恋をして傷付くぐらいなら止めておこう。
そう思っていたのに…。
貴方が私の教室を通る度にドキドキする気持ち。
一瞬目が合うと頬がリンゴ色に染まってしまうから。
気ずかれないように顔を下に向ける。
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