そよ風

わたしは、
バックからノートとペン
を取りだし、

〔平気です。ありがとうございます〕


男はびっくりした顔だった

まぁそうだろう

わたしと会う人はいつも
こんな感じだから
慣れてる


私は頭を下げて
さっさとその場から
離れた


< 4 / 5 >

この作品をシェア

pagetop