ねぇ、振り向いて・・・
「お前、ここどこかわかるか?」

えっ…

理解できない…

だってここ…

「ライブ会場だ。」

「…ぅん。」

こいつ何者だ?

「俺が誰だか分ったか?」

「…わかんない…」

「はぁ…」

わかんないんだからしょうかねぇだろぉーーーーー!!!!!!!!

「涼って言ったらわかるか?」

「えっ…もしかして…」

「そのもしかしてだ。」

「涼って…タレント?」

「は?お前正気?」

「ぅん…」

「サングラスはずさねぇとわかんねぇか。」

そぉ言ってソイツゎサングラスをはずした。

「えっ…」

アタシゎ言葉を失った。

「やっと分かったか。」

だって、目の前にいたのゎ…

トップアーティストの涼なんだもん…。

「なんで、アタシを知ってるの?」

「だっておんなじクラスぢゃね?」

そっかぁ。

芸能科ゎ1つしかないからか。

「でも、声かけられるような人間ぢゃないょ。アタシ。」

「俺が覚えてやってたんだ。いいだろ。」

「アタシに声かけてたのが涼…あのトップアーティストの涼だなんて普通思わないから。」

「女に声かけたのゎ初めてだ。」

「えっ…」

何?この変な感じ…

キューってなる。

なんで?

意味わかんない…。

「あっ、アタシレッスン行かなきゃっ!」

アタシゎ走った。

涼が何かを言おうとしてたのも気づかずに。

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