〜148㎝の王子様番外編・龍太&束沙編〜
教室に行く途中にも、なんどか声をかけられたりして、おめでとうと言われた。

だけど、教室に行っても加藤からの祝福の言葉はなかった。



時は過ぎ放課後。結局加藤からは何も言われずに、時が過ぎた。

吉野が言っていた、言葉。

いったい何を楽しみにしてればいいんだ?

考えても答えは見つからず、部活も終わった。

そしていつものメンバー、加藤、沢村、吉野と帰った。

「あの!束沙、山本君!!あたしといつき用事あるからッ!じゃっ!」

帰っている途中吉野が急に言い残し、沢村と吉野は帰っていった。

つまり、今は俺と加藤だけ。

「?帰ろうぜ??」

立ち止まっている加藤にそう声をかけた。


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