〜148㎝の王子様番外編・龍太&束沙編〜
そしていつも動くのが、俺の彼女。

「ちょっとあんた達!いつまでもじゃれてんじゃないわよ!暑苦しいのよ!」

彼女は人とベタベタするのが嫌いみたいだ。

「いいじゃん!別に!!」

それに吉野が反論して加藤との喧嘩が始まった。

これもいつものことで、それを宥めるのが俺の役目。

「まーまー。」

そういうと二人の喧嘩はぴたっと止まった。

「束沙はさー、山本君に好きとか言わないの?」

吉野がふと話したことつかかった。

俺、加藤に好きって言われたことねーかも…。


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