〜148㎝の王子様番外編・龍太&束沙編〜
「………………」

俺達の間に微妙な空気が流れた。

加藤は顔を伏せていて、沢村と吉野ははてな顔をしていた。

ちょうどその時だった。

「あっあの…!やっ山本君!!話したいことがあって…いいかな??」

ドアの近くにいた俺は話しかけられた。

見ると、そこには少し小さめな女子。

「あっ?あー… いいぜ??」

俺はひょいと机の上から降り、その娘について行った。


後ろで彼女が切ない表情をしていると知らずにー…


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