幸せのクローバー。
もしかしたら私の自意識過剰なだけかもしれない
だけど―――
もしそうだったら
そう思うだけで凍りついた
――――――ピヨッピヨピヨ
もう朝かぁ……
全然眠れなかった
あの事件は絵梨香に相談しよう
絵梨香は私が翔の事が好きだって知ってるただ一人の親友だから…
「いってきます」
今日は翔がいませんように!!
ただ祈るしかなかった
私が出た後、
ガチャっと音が聞こえてしまった
「お、おはよぅ……」
苦笑いの私にカミカミの私
最悪だぁ〜
な の に ……
なのにぃ〜!!!!
「よっ!歌奈じゃん。
また会ったな」
っなんでそんなに普通なの〜!?
「し、翔?
今日は元気だね…
昨日はあんな元気なかったのに…」
「え?
あぁ、昨日はちょっとさ、本当に寝不足でさ!死にそうだったっていうか…
ゲームしてて3時までやってたんだぜ?」
え………
ちょっとまってよ…
じゃあこの間家来たのは何なの!?