愛してるハニー
~Mari side~
毎年、うちとたけちゃんの誕生日は、お互い忙しく仕事があっても必ず、ふたりで少しの時間でも、一緒にお祝い出来ててん。
せやけど、今年のふたりの誕生日は折角、たけちゃんは、仕事が東京でやのに、うちは…。

絵『真莉?どないしたん?なんや、暗い顔してんで』

真『…やって』

絵『…もしかして、誕生日のこと?』

真『…おん』

絵『ホンマに真莉は、亮ちゃんが大好きやねんな~』

真『やって毎年、一緒にお祝い出来てたんやで…。せやのに…。
しかも、今年たけちゃん、大阪での仕事ないねんで、ホンマやったら…』

絵『そやね…今まで、なんやかんゆうて、仕事が忙しくても少しの時間でも、一緒に居ったもんな~』

真『せやねん…ホンマやったら、今年も一緒にお祝い出来たんにうちが海外で撮影の仕事で、しかも、おしてるから…』

絵『…ん~』

真『…』
ふたりとも撮影の間の休憩で話していた。

由『真莉~!絵里~!ちょっと~!!』

『『は~い!』』

ふたりは、マネージャーの由美に呼ばれ、由美のもとへ向かった。
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