愛してるハニー
~Taketo side~
俺は、今日の誕生日当日のこの日まで、真莉に会えていないせいか、かなり、へ込んでいた。
しかも、誕生日に一緒に居られん事も、俺のテンションを下げさせててん。

【Blue Skyの楽屋】
今日の仕事は、Blue Skyとでの雑誌の撮影。
みんな、知ってか知らんか、解らへんけど、俺にあまり、絡んでこんから、今日は、楽やねん。
みんなそれぞれ、なんやしてんねん。

省吾くんは、携帯で誰かと話してんねんけど、むっちゃ、怒ってるし。
慶太は、スケッチブックに落書きしとるし。
龍くんは、ゲームしてて、翔太くんは、音楽聞いてるし。
マルは解らん…。
拓斗は、俺と一緒にDVD見えるんやけど、俺は、ちっとも、頭に入らへん。

拓『ん?たけちゃん、どないしたん?元気ないな~?』

健『…』

龍『あぁ…拓斗、そこは、触れるなや』

拓『えっ?なんで?俺、久々にBlue Skyで、仕事やから、むっちゃ、嬉しいんに…』

慶『拓斗…』

丸『拓斗ちょっと…』

拓『ん?なに?』

拓斗は、丸山に呼ばれ、丸山の方に移動した。

翔『…健人?大丈夫か?』

健『えっ…おん』

翔『あんま、無理すんなや!』

健『…おん』

拓斗は、丸山から理由を聞き納得し、再び、健人の隣に座った。

拓『たけちゃん…ドンマイ』

健『…拓斗…』

『『拓斗アホや』』

コンコン

省『は~い』

ガチャ

スタッフ『撮影お願いします!』

『『『は~い!』』』

その後の撮影は、取り合えずは、いつものたけちゃんスマイルで、乗り切った。
仕事も終わり、翔太くんと共に帰宅した。
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