永久の誓い
《悲しい満月》

カラオケからの帰り道。
愛花と久しぶりに手を握りながら家に向かっていた。

「楽しかったねー!!」


「そうだな……あっ満月だ!」


「本当だぁ!でも…ちょっと……曇ってるね…」


俺と愛花が見た満月は雲に掛かっていて良く見えなかった。


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