小さな願い
小さな星に願いをこめて
「ねぇねぇ、慎ちゃんあの星きれいだね!」


「そうだな」


「じゃあ、亜衣お願いするー」


「はは、亜衣はバカだな!流れ星じゃない星に願いをするなんて」


「亜衣はバカじゃないもん…

 だってあの星一番きれいだもん!!」



「わかったwお願いしよう!」




「うん☆慎ちゃんもお願いするんだよ」



「はい、はい」



「じゃあ、目を閉じて…




(神様、亜衣のね、お願いはね…一生慎ちゃんといることだよ


 神様!…亜衣の願いは一生、一生慎ちゃんといることだよ)



「終わった?」


「俺は終わったよ」



「慎ちゃんなんてお願いしたの?」


「さあ~教えない!」




「じゃあ、亜衣もおしえない~」


「亜衣、願いはな、誰かに教えたら、かなわなくなるよ。」



「そうなの?じゃあ、亜衣一生誰にも教えないよー」


「単純なやつだなw」



「…慎ちゃんのバカ、亜衣をからかったの?」



「いや、本当だよ」



「亜衣、またここに来たいな☆
 
 ここの星をまたみたい」


「あ、また来ような」



「約束だよ!」


「おう!」
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