小さな願い

「じゃあ、クラスのところに集合な!」



「はーい」





それぞれが校庭に移動する




亜衣も梨佳と一緒に校庭へと移動



「亜衣、」



「何?」



「亜衣はさ、守山といて楽しい??」



「うん?なんで?普通に楽しいよ?」



守山くんの気持ちを受け止めることはできないけれど、一緒にいて楽しいのは当然のこと



「そう、いや、別にどう、こう、ってわけじゃないんだけど…、あのさ、守山がさ、……まぁいいや」



「え??変なの梨佳w」



「早く行こう」


「うん」



このとき、亜衣はまだ梨佳の言っていることの意味がわからなかった






だけど、今日の運動祭でその言葉の意味を知ることになる…









それは、もうちょっと後の話!
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