この世の果て
同じ派遣会社で、同じ日に入社したが、働く工場は違う藤田さんに電話してみた。
「元気にされてますか?」
「元気にしとるで。野村くんは元気にしとるか?」
「元気ですけど、腰を痛めて辞めたいですわ。」
「そうか。わしも、給料が少ないから辞める」
「そうなんですか?」
「そうよ。すぐ仕事の段取りしないといけんのよ。」
「藤田さんも、大変すね。」
「まぁ、野村くんも頑張れよ。」
「はい。また、電話します」
最初はこんなやりとりだったが、二週間後に電話したら、偶然にもお互いが広島で仕事してた。
藤田さんは派遣会社を辞め、夜の世界・水商売を始めたらしい。
元々、派遣社員は繋ぎとして考えてたし、腰の具合も良くならない。
藤田さんに、水商売の仕事を紹介してもらう事になる。
この世の果てを見る事とは知らずに。
「元気にされてますか?」
「元気にしとるで。野村くんは元気にしとるか?」
「元気ですけど、腰を痛めて辞めたいですわ。」
「そうか。わしも、給料が少ないから辞める」
「そうなんですか?」
「そうよ。すぐ仕事の段取りしないといけんのよ。」
「藤田さんも、大変すね。」
「まぁ、野村くんも頑張れよ。」
「はい。また、電話します」
最初はこんなやりとりだったが、二週間後に電話したら、偶然にもお互いが広島で仕事してた。
藤田さんは派遣会社を辞め、夜の世界・水商売を始めたらしい。
元々、派遣社員は繋ぎとして考えてたし、腰の具合も良くならない。
藤田さんに、水商売の仕事を紹介してもらう事になる。
この世の果てを見る事とは知らずに。