Fortune ─RYO STORY─



俺達は舞子たちが座っている
向かい側に座った


「あ、由菜いちおう紹介するね

この左にいるアホが池本俊也で

その隣の茶髪野郎は元田凌ね」


「アホは余計だ!」

「野郎はおかしいだろ」



そう俺達が舞子にツッコむと
彼女は笑っていた


俺は彼女が笑うたび

その笑顔に引き込まれそうになった



まるでここに千歩がいるかのように…



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