Fortune ─RYO STORY─



「ちょっと凌」


「ん?」



舞子が頭をかきながら話しかけてきた


「あそこにいる未咲にUFOキャッチャーで取ってあげてくんないかな?」



「え、俺が?なんで?」


「どうしても欲しいらしいよ…

たぶん凌に取ってほしいんだと思うから」

舞子は顔をひきつっている


(は…どういうこと?)



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