Fortune ─RYO STORY─



「もしもし…」



(あれ?出た!)


「もしもし、元田凌だけど分かる…?」



彼女もまた俺と同じで
授業をサボっていた



電話越しに聞こえる

彼女の声は時々笑い声も聞こえ


俺には明るい声に聞こえた



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