Fortune ─RYO STORY─



「あのさ、ま…」



「ん?」




(…………やっぱやーめた)




「いや、なんでもない」



「なんだそれ」




俺は舞子が言ってたことを
俊也に言うのをやめた




それは今日の俊也は

男から見ても嫉妬してしまうぐらい


かっこよかったから




それに俺の心の中で
安心感と期待感が生まれたんだ…



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