Fortune ─RYO STORY─



帰りの新幹線では
変に俺の心は落ち着いていた


それと反対に
向こうでは落ち着いては
いられないことが起こっていた…


♪~


(電話か…)



「もしもし」



「もしもし!お兄ちゃん?!」


「愛美?どうした?」


「お母さんが…お母さんが…」


「何、お母さんがどうした!?」



電話越しの愛美は
明らかに様子がおかしい…



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