Fortune ─RYO STORY─


「もしもし凌か?」


「あ、おじちゃん」


電話を替わったのは母親の弟


「お前らのお母さんが
仕事中に倒れたんだ」


「え…!」


(母さんが…?!)


「救急車に運ばれて今病院に
いるんだけど、来れるか?」


「母さんは大丈夫なの?」


「分からない…
まあとにかく来れるんだったら来い」



「分かった、じゃあ…」



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