Fortune ─RYO STORY─



「そうだよ、謝れよ
最低だよアンタ」



「お前は、教師に向かって
そんな口きいていいと思って…」


「じゃあ生徒に向かって
なんでも言っていいのかよ!」



(俊也…)



職員室にいた全員の視線が
担任に集中した



「も、もういい
今日は帰れ…」



担任は疲れ切ったように下を向き
俺達を帰らせた



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