Fortune ─RYO STORY─


授業始まりのチャイムが鳴ったが


俺達は迷わず屋上に向かった



「でどこにあるんだよ鍵は」



「ここだよ、ここ」



俊也は屋上の扉の前にしゃがみ込み

ボロくてフニャフニャに
なっている床をつまみ剥がした


(ボロいな~…)


「ほらあっただろ?」


(え…!本当にあった…)



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