SUGAR&BITTER
あの日から数ヶ月たった日
俺はいつものように学食にいきコーヒー牛乳を飲みながら歩いていた。
ドンッッ
うわッ誰だよ。
「あいた~…あっごめんなさい」
あっこいつあの時の…

あいつが友達のところに行こうとしたからつい俺は…
「おい!」
腕を引っ張った。
「これどうしてくれんの?」
「俺のこと知ってる?」
「どうしてもらっおっかな~♪」
俺は次々とこいつを攻めた。こいつの困る姿が可愛かった。
ん?今、俺…可愛かった?って

「逃げんな」
こいつがまた俺から離れようとしたとき
「お前ちょっとこっち来い!」
こいつを連れ出した。
今ハッキリとわかった。

俺は入学式の日…こいつに惚れたんだ…
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