君想い
急いで階段を駆け上がって

自分の部屋につっこんだ。


「もしもし!!いっちー!!」

『うわぁ。あ、春?

 なんかテンション高けー』

「だっていっちーからの電話だもん。

 常に嬉しいよー」


春、迷わず本音言っちゃった。w


『そーゆーこと言われるとなんか照れる』

「あはは。ごめんね?直球で

 だっていっちー春の初カレだし、

 言っていいコトと悪いコト

 わかんないんだもーん」


ここもまた本音。


『それ言う必要ねーから』

「わかった、気をつけるね。w

 あ、今日の練習おつかれ!

 どうだった?疲れた?」

『いやー?そうでもない。
 
 おれ好きなことはやっても疲れない

 って言う人だからな』

「なんかにんにんの彼氏さんね?

 いっちーとサッカーすんのすっごく

 楽しみにしてるんだって。

 よかったね。好かれてて。w」

『おれもしろとサッカーすんの好きって

 言っといて。しろカノに』

 
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