幸運の器
悠斗の異変に気づいた華音が、悠斗のほうへと歩を向けようとしたその瞬間、それははじけた。
「華音!!お前、葵に何をした!!!!」
すさまじい光があたりを包み込む。
前に華音が悠斗の器を取り出すときに見せたような柔らかい光ではない。
全てを突き刺すような、凶暴な光。
それが今、悠斗の全身から解き放たれていた。
「華音、オレはお前を許さない!葵を傷つけるヤツは誰だって許さない!!」
悠斗は、そのまま狭い入り口から中へ入ろうとした。
しかし、悠斗のその行動は背後からの強い力で阻止された。
怒りに震える体を反転させる悠斗。
「華音!!お前、葵に何をした!!!!」
すさまじい光があたりを包み込む。
前に華音が悠斗の器を取り出すときに見せたような柔らかい光ではない。
全てを突き刺すような、凶暴な光。
それが今、悠斗の全身から解き放たれていた。
「華音、オレはお前を許さない!葵を傷つけるヤツは誰だって許さない!!」
悠斗は、そのまま狭い入り口から中へ入ろうとした。
しかし、悠斗のその行動は背後からの強い力で阻止された。
怒りに震える体を反転させる悠斗。