幸運の器
悠斗を見送った三人の話題の中心は、当然葵になった。
「葵ちゃんって高校生だよね?今日は制服じゃないの?」
祥子は素朴な疑問を発した。
「あっ、それは、大学に来るなら制服だと目立つと思って、着替えてきたんです」
「えー、それは残念。今度、僕にも葵ちゃんの制服姿見せてよ」
葵の返答に、匠がすかさず反応した。
「もう、何で男って制服が好きなの?まさか、匠君まで悠斗みたいなこと言うとは思わなかった」
呆れ顔の祥子など気にもしない様子で、匠は葵に話しかける。
「葵ちゃんって高校生だよね?今日は制服じゃないの?」
祥子は素朴な疑問を発した。
「あっ、それは、大学に来るなら制服だと目立つと思って、着替えてきたんです」
「えー、それは残念。今度、僕にも葵ちゃんの制服姿見せてよ」
葵の返答に、匠がすかさず反応した。
「もう、何で男って制服が好きなの?まさか、匠君まで悠斗みたいなこと言うとは思わなかった」
呆れ顔の祥子など気にもしない様子で、匠は葵に話しかける。