アイツとコイツは許嫁。


「おまえっ・・・!」


絶句した。


なんと俺の許婚は昨日の高飛車女だった。


向こうも俺に気づいたらしく、目を丸くしていた。


なんかの罰ゲームだったらどれだけうれしいか。


たしかに地味なめがねとかデブとかじゃないけど・・・。


昨日の出来事で印象は最悪。


・・・あいつもそうなんじゃないのか?


家に入る間際、そんなことを思った。


< 19 / 126 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop