ストーカー・・僕は君に愛を捧ぐ

最終章

二人が生活を始めて、一週間がきた。


「花梨、お風呂入らないか?」


首を左右に振る。


「どうして?サッパリするよ?さあ、行こう。」


嫌がる花梨の腕を引っ張った。


この一週間、まともにご飯を食べていない花梨の腕は、すっかり細くなっていた。


「さ、此処座って?」風呂の椅子に座らせて、お湯を体にかけた。



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