ストーカー・・僕は君に愛を捧ぐ
風呂から出て、タオルで花梨の髪を拭いた。


「気持ち良かったか?」


「う…ん。」


「そう…か。
花梨…家に帰りたい?」


その問い掛けに、反応し、僕の方を見た。


「帰りたい?」


もう一度聞いた。


「帰り…たい。」


僕は…愛し方を間違えたみたいだ。


でも…もう…戻れない。


ごめんな…花梨。



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