ストーカー・・僕は君に愛を捧ぐ
「おはようございます。こういう者です。」


そう言って、一人が警察手帳を見せた。

「警察が何か?」


「こちらに大島 花梨さんいらっしゃいますか?」


「はい…います。」

「大島 花梨さんに
ご家族から、捜索願いが出ています。
呼んでいただけますか?」


「はい……。」


もう…これで最後だね…花梨。


花梨を呼びに行く。

「桜井君、誰だったの?」


テーブルを拭く花梨が、僕を見た。



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