ストーカー・・僕は君に愛を捧ぐ
「寝てた時にね、誰かにキスされた…かも?」


「はっ…何だそりゃ。」


「だってね?すっごくリアルだったんだもん。夢見て無かったし…。」


「いいな。眠る姫にキスかぁ…。」


ふっ…と笑いが込み上げた。


「もぅ、ちゃかさないでよぉ。」


そう言って、僕の腕をパシリと叩いた。

「あはは。ごめん、ごめん。でも、夢なんじゃね?」


「そうかなぁ…?」

腑に落ちない顔をする花梨。


そう…夢なんだよ?

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