ストーカー・・僕は君に愛を捧ぐ
「僕も欲しい本有って、本屋に来たら、花梨達が見えたから、走ってきた。」


「そうなんだぁ?」

「すっごい偶然だね。愛の力だね。
お邪魔虫は、退散しますか。」


「え、佐知子帰るの?」


「二人のラブ、邪魔する趣味ないよ。」

そう言って、ニコッと笑った。


「なんか、僕悪かった?」


花梨を見た。


案の定、花梨は


「全然、そんな事ないよ。」


「花梨が羨ましい。じゃあね?
桜井君に、花梨。」

そう言って、佐知子は駅に向かって歩いて行った。


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